Browsing the blog archives for 12月, 2009
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それを構成する全原子核のもつ正電荷数と、全電子のもつ負電荷数とが同じでないものをイオンという。
電解質、たとえば塩化ナトリウムNaClの水溶液に直流電流を通じると、低電位極へ向かってナトリウムの原子が移動し、高電位極に向かって塩素の原子が移動する。
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この現象をイギリスのファラデーは、ナトリウムの原子が正の電荷をもち、塩素の原子が負の電荷をもっているためと説明し、これらの電荷をもつ原子を「移動する」という意味のギリシア語ionaiからイオンionと命名した。
その後、電子の存在や原子の電子構造などの研究が進み、イオンとは中性原子あるいは原子団における整数個の電子の得失によって生ずるものであることが明らかにされた。
正電荷数が過剰のもの、すなわち中性の原子または原子団から電子が失われたものを陽イオンといい、負電荷数が過剰のもの、すなわち中性の原子または原子団に電子が加わったものを陰イオンという。