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分割できない物質の基本的な構成単位粒子。
原子の語源はギリシア語で「分割できない」という意味のアトモスからきているといわれる。
化学元素はそれぞれ1種類の原子からなる。元素の種類は原子番号によって表される。
水素HからウランUまで92種の元素が地球上に天然に存在する。
原子核反応により人工的につくられる元素としては、2004年までに原子番号116までの元素について、それらが合成されたという報告がある。
ただし、原子番号113、115など発見が報告されてはいるがデータが不十分とされ命名権が与えられていないものもある。
ちなみに、原子番号110以上の元素については元素の名前と記号を統一的に命名することが国際純正および応用化学連合によって勧告されている。
それを構成する全原子核のもつ正電荷数と、全電子のもつ負電荷数とが同じでないものをイオンという。
電解質、たとえば塩化ナトリウムNaClの水溶液に直流電流を通じると、低電位極へ向かってナトリウムの原子が移動し、高電位極に向かって塩素の原子が移動する。
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この現象をイギリスのファラデーは、ナトリウムの原子が正の電荷をもち、塩素の原子が負の電荷をもっているためと説明し、これらの電荷をもつ原子を「移動する」という意味のギリシア語ionaiからイオンionと命名した。
その後、電子の存在や原子の電子構造などの研究が進み、イオンとは中性原子あるいは原子団における整数個の電子の得失によって生ずるものであることが明らかにされた。
正電荷数が過剰のもの、すなわち中性の原子または原子団から電子が失われたものを陽イオンといい、負電荷数が過剰のもの、すなわち中性の原子または原子団に電子が加わったものを陰イオンという。